疑問

クレセドランって受けループなのでしょうか?

もしそうなら最強の受けループじゃないですか??

 

受け主体構築に必須となる物理受け,特殊受け,毒耐性という3大要素を、ラキグライヤドランの3枠で達成するのではなく、クレセドランの2枠で達成することにより1枠余裕を持つことができます。ラキヤドラン魅力は数値の高さですが、最近の受けループがゲンガーを採用していることからもわかるように、受け主体構築に今求められているのは数値受けではなく、崩し,詰ませ,誤魔化し要素です。ヒードランというポケモンはラッキーに比べると数値面では圧倒的に劣っていますが、マグマストームという崩し,詰ませ性能の高い技を持っています。命中率は75%とお世辞にも高いとは言えませんが、ハサミギロチンの3割ゲーをするよりはましです。

受け主体の構築は6対3想定の選出が基本となるので、必須要素を2枠で満たせることは構築,選出幅の拡大にも繋がります。

 

これは受けループ相手に限らず全てのサイクルを回す構築に対して言える処理方ですが、どこかしらを起点or崩すことによるサイクル崩壊での処理を目指します。ラキグライヤドランが相手であれば、その中で一番数値の低いグライオンがその対象になります。ですが、かと言ってグライオンを他の数値の高いポケモンに変えてしまうと、必須条件である毒耐性を満たすことは難しくなってしまいますし、何よりもハサミギロチン,みが守という崩し,詰ませ要素を失ってしまいます。これに対してヒードランは、毒耐性に加えて特殊受けという要素を持っているため崩されにくいです。仮に崩しを可能とするポケモンが相手のパーティにいたとしても、1枠余裕を持っているため対策できます。