受け

受けポケを使うときに気を付けるべきこと

・対アタッカー時:受けポケ1匹での完結は避ける。

要するに受けポケで受けきることによる回答以外に、受けポケによる削り+裏での抜きという2枚体制の回答を用意するべき。

・対受けポケ時:受けポケに強い受けポケである場合に限り、受けポケ一匹での完結が可能。

 

対アタッカーと対受けポケを考えた場合、決定的に違う部分は役割破壊の有無である。役割破壊技orアイテムを持っている可能性があるポケモンに対しては、受け→削りへと受けポケの役割をシフトできるよう、裏に抜きとなるアタッカーを用意する必要がある。この場合裏に用意する抜きエースは対面であればそのアタッカーに対して強いことが殆どであるため、立ち回りや選出の噛み合い次第では受けという行為が必要なくなってしまう場合もある。

ex>此方ガルクレセドラン選出

ヒードランvsガブリアスの対面時

ヒードランではガブリアスに勝つことができないため、クレセリアによる受けが必要になる。しかし、ガブリアスが剣の舞や拘り鉢巻といった役割破壊技orアイテムを持っていた場合はクレセリアによる受けでは回答とはなり得ない。そのためクレセリアサイコキネシスゴツゴツメットガブリアスを削り、裏のガルーラで処理という回答のシフトが必要になる。(陽気剣舞に対してはサイコキネシス複数回試行できるため、削り+猫騙しによる抜きが可能,意地鉢ガブに対してはガルが上を取れる)

ガルーラvsガブリアスの対面時

ガルーラがレンチや冷ビを持っているのであれば、クレセリアによる受けは必要ない。

 

対して役割破壊技orアイテムを持っている可能性がない受けポケに対しては、此方の受けポケ1匹で完結させることができる。しかし、相手のポケモンが受けポケなのかアタッカーなのかが判別しにくい場合(ex>ナットレイ,ポリゴン2)には注意が必要であり、此方の受けポケが受けポケに強いもの(ex>毒毒を持っている,鋼タイプ)である必要もある。

 

こう考えると、クレセドランという受けポケに強い物理,特殊に対する受け+抜きと相手の型判別ができる猫ガルーラの並びが如何に完成されているかということが分かるし、Dに厚くしたヒードランの登場がどれだけ画期的だったかということもわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 P.S

未だにガルーラに対して、受けポケ一匹による回答で考えを完結させている人がいることに驚きを隠せません。前回ガルーラの型によって処理方法が変わることはないと書きましたが、受けポケ+抜きエースで考えているので当たり前です。相手の型によっては受けポケで一匹で完結する場合もありますけどね。